- yuukiholaku
笑顔が苦手な人は無理に笑わなくても良い
私は中学生の時、人間関係が上手くいかない事から、笑顔こそが大切なんだと信じ、
毎日鏡の前に立ち、感じの良さそうな笑顔とはどんなのだろうと自分なりに研究しました。そしてそれは社会人になっても続いていました。
今回はそうした経験から実際に分かった事を紹介させて頂きます。
①学生時代、友達に対して無理に笑わなくても良い
人によってはそんなもの分かってますよとなると思います。
でも私は、学生の時、友達関係に困ってましたので、感じ良い人になりたくて、
友達に好かれたくて、友達に見せる為に相手の不快にならない笑顔の練習とかしてました。
日によって、歯を少し見せた笑い方や、思いっきりとにかく笑ってみる、口を閉じたままキレイな笑顔を作ってみたりと、色々な方法を試しました。
(こんな事した人、他にいるんですかね・・・。)
この練習なのですが・・・・残念ながら全く必要なかったと今では思います;
学生を終わらせてから理解したのですが、
そこまで気を使って笑いかけないといけないような相手なら、今日からでも少しずつ距離を開けて、自分の合う世界に方向転換した方が良いです。
もし友達が0人になり、孤立してしまったとしても、
自分の承認欲求の為に人と関わりに行くよりかはマシだと私は思います。
大人になれば、一人暮らしが始まる人も当たり前にいて、
嫌でも一人になる時間が増えます。
学校では1人でいるという事が浮いてしまう事の条件に(今でもまだ)なると思いますが、
社会人になるとそれは普通の事に変わります。
「みんなと同じ事をしてよう」から「どうすれば自分に他とは違う価値をつけられるかに変わっていきます。」
学生時代に1人になる事を恐れないで下さい。
ただもし孤立する時でも、全く人と関わる事がなくなるわけではありません。
一瞬の挨拶があったり、落とし物を渡してあげる時があるかもしれません。
そんな時は、堂々と人に親切に丁寧に対応して下さい。
人への対応が悪いと、自分が大人になって思い出した時、後悔します。
相手がどんな反応であっても、自分は丁寧に人の話を聞いて、親切にする事をオススメします。
②笑顔が苦手な人は相づちをうつ
これは、学校や職場で、お客さま以外に使う方法として自分で使っています。
笑顔で会話をしたり聞いたりするのが、疲れる私は、
地顔(口角が下がっていて目に力を入れていない状態)のままでも相手を不快にさせない方法はないか、模索していました。
そこで発見したんです。
相づちをしっかり打ちながらだと、地顔のままでも相手を怒らせる事なく話が出来る事に。
私は幼い頃から親に、「ユーキ、口角が下がってるよ。こうやってあげるねん。暗ーい怒ってるみたいに見えるからね。」と良く言われました。
ですが口角が下がっている人にとって、口角をあげる行為は、なんだかウソをついているようで疲れるんです・・・ 元々ちょっと上がってる人より、上げ幅がでかいんです。 なんかそこまで上げなくても、っていう感覚になってしまうんです。
だから考えました。この顔のまま受け入れてもらえないものだろうかと。
そこで思い切って笑顔をやめて、地顔で話してみる事にしたんです。
ですが、長年笑顔を大切にしてきた私が、身内に対して地顔で接する事には勇気が入りました。
怒ってるの?調子悪いの?と、いらん心配をかけてしまわないか。
相手を不快にさせてしまわないか。
その気持ちが高まり、いざ、地顔で相手と話をする時、・・・
自然に、相槌をしっかり打ったんです。
相手の反応は、全くのいつも通り。
誰も何も気にしません。相手が心配する事もありませんし、勿論関係も崩れませんでした。
相槌をしっかりうつと、相手は聞いてもらっている感が上がるので、とても良い方法です。
なーーんだ、別に無理に笑顔を作らなくても良かったのか・・・・・
一体何と戦っていたんだ私は。
これも後から気が付いたのですが、話しかけてくる相手というのは、大抵自分が話をしたくて話しかけます。 だから、相手の話を聞きたい、知りたいという事があまり(ないとまでは言いませんが)強くないと私は思います。 ざっくり言うとそこまで相手の事を気にしていないという事です。
私の長年の戦い「自分の笑顔との付き合い方」はあっけなく幕を閉じました。
(ちなみに接客業において、表情の使い方は非常に重要で、様々なテクニックが必要だと思います。テクニックと言うと、人と接しているのに温かみがないと思わるかもしれませんが、自分の気持ち関係なく、技術を使い、お客さまを大切にする。これは重要な仕事だと私は思っています。なので今回は、お客さまに対して以外の所でのお話です。)
いかがでしたでしょうか。
笑顔については様々な記事があると思いますが、今回は
「無理に笑わなくても良い」という事実をテーマに書かせて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
